『ドラゴンボール』が「やや面白くない」に対する私見
こんばんは。オガサワラです。
こちらの記事が、かなり炎上されているようです。
記事の内容を要約すると1992年生まれの著者が先輩から「コンテンツ制作に携わる人間として、ドラゴンボールを読んだことがないなんてありえない!」と言われたことに端を発し漫画『ドラゴンボール』を読んではみるものの「やや面白くない」という微妙な結論に辿り着くというLIGっぽい感じのネタ記事です。
さて、先ずバチバチの『ドラゴンボールZ』世代からすると反論したいところではありますが、著者が漫画『ドラゴンボール』に対して「やや面白くない」と感想を抱くことも正直なところ気持ちは分かります。
というのも、アニメでの例えになってしまいますが、僕は世代的にファーストガンダムやイデオンを通っていないのですが、リアルタイム世代には観た方が良いと猛烈にオススメされます。その結果、テレビ版をいざ意気込んで視聴すると10話と持たずに挫折してしまう、なんて苦い遍歴があるので。
で、上記の著者と同じく面白いと純粋に思えないのは何が原因か考えたことがあるのですが、ノリが致命的にズレるんだと思います。このあたりは正に時代ですよね。
漫画にしてもアニメにしても大衆向けの作品であれば、その時代その時代の流行りが多かれ少なかれ取り込まれていると思うのですが、実際に、その時代を生きていないと文脈として正しく理解できないのは当然であり、結果、響かないと。
多少の時代差なら気にならなくても20年も間が開くとまるで古典の様に感じてしまう。
つまり、現代作品と同列に扱うべきではなく時代考証など文脈的な見方なくして楽しめることの方が稀有ではないかと思います。
で、今回のドラゴンボール「やや面白くない」炎上に対して、マジレスをするとコンテンツクリエイターとしてドラゴンボールに学べというならば幾らでも学ぶポイントはある訳で、現代コンテンツと同列に消費しようとしているのが違うよねと。
今回炎上している理由は概ね、作品そのものがあまり響かなかったということよりも、その姿勢なのだろうなあ、と。
きっとみんな
そういうことじゃなくね?
とツッコミたくなったんでしょうね。
かういう僕も釣られた1人です。
みんなドラゴンボールを読もう!!
最後まで読んで頂きありがとうございました。