loglog

『おもしろい!』が発見できる個人ブログを。アニメや漫画の話題が中心です。

『いい加減カレシつくったら?』Kindleインディーズマンガで読める百合の始まりを予感させるシチュエーションを描いた漫画

こんばんは。オガサワラです。

Kindleインディーズマンガにて『いい加減カレシつくったら?』を読んだので感想とか書きます。

あらすじとか概要

f:id:studio_one:20181120182217p:plain
【出典:いい加減カレシつくったら?】

高校生活最後の夏、夏休みの思い出を振り返ると女子二人での思い出ばかりの鹿間さんと野々森さん。野々森さんが冗談っぽく鹿間さんにアタックしようかなとかなんとかで、じゃれ合う二人がなんやかんやで一瞬いい雰囲気になるって話で百合というより始まりを予感させるような感じです。

シチュエーションを楽しむ妄想力が問われている

高校生活最後の夏、この設定だけで何か昂るものがあります。そして高校生活最後の夏と百合の組み合わせの破壊力は凄まじく、最早尊い。

さて漫画『いい加減カレシつくったら?』は原作がさぬいゆうさんで作画が伊丹 澄人さんなのですが、このお二人の漫画がKindleインディーズマンガに20冊投稿されているので読んでみました。

過去に同人誌として発表した作品をkindleインディーズマンガで配信されいるみたいですね。

ちなみに↓↓から全作品無料で読むことができます。

ItamiWorks 同人誌

さて、さぬいゆうさん×伊丹 澄人さんの漫画には、Kindleインディーズマンガで始めて触れたのですが、簡潔に印象を述べるならシチュエーション職人ですね。

恋愛漫画はシチュエーション命みたいなところがあるので、シチュエーションの引き出しが多いのは素晴らしい才能だと思います。

ただKindleインディーズマンガで僕が読んだ作品はシチュエーションのみを抜き出したという感じなので、物語を求めて読むともの足らないです。というわけでシチュエーションを楽しむ妄想力が問われる作品だと個人的には思います。

物語の続きを妄想力で補うことができるなら最高に楽しめる作品になる筈。何より無料で読めますし、kindleインディーズ漫画の良いところは気軽にお気に入りの作家を探すことができる点にあるのかも知れないと最近では感じています。

というのもさぬいゆうさん×伊丹 澄人さんは商業誌でも活躍されていて、既に完結はしているようですが、これまでに2作品単行本が出版されています。

・制服あばんちゅーる[全2巻]

制服あばんちゅーる(1) (バンブーコミックス)

制服あばんちゅーる(1) (バンブーコミックス)

・共学高校のゲンジツ[全7巻]

共学高校のゲンジツ(1) (ビッグコミックススペシャル)

共学高校のゲンジツ(1) (ビッグコミックススペシャル)

読んだことはないのですがレビューとかみるにkindleインディーズマンガで配信されている漫画群の延長線上にあるような感じで1話1話が短い感じでまとめられている形式の漫画のようです。

こんな感じにkindleインディーズマンガに投稿されいてる人の経歴とか調べてみるのも、また面白かったりします。

手前味噌ですが、以前書いた、Kindleインディーズマンガ『危ダクション 呉井くんが宇宙人だと私だけが知っている』の作者、一智 和智さんの漫画人生が波乱万丈過ぎて中々に考え深いです。↓記事にインタビューのリンクとかも貼ってあるので気になる方はぜひぜひ読んでみてください。

www.loglogloglog.com