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『おもしろい!』が発見できる個人ブログを。アニメや漫画の話題が中心です。

【最終回後の追記あり】『SSSS.GRIDMAN』最終回の予想と考察

こんばんは。オガサワラです。

『SSSS.GRIDMAN』も残すところあと2話。もう直ぐ終わっちゃいますね。

僕は特撮がそんな好きではないので、アニメで特撮といわれても、あんまりピンときませんし、正直、全然期待していなかったのですが、ええ…まあ、『SSSS.GRIDMAN』超おもしろいです。

みてないよーって方には是非ともみて貰いたい。で、ここまで全話みてからこの記事を読んでくれ!ってな訳でネタバレ全開でいくので未視聴の方はご注意ください。

覚・醒

覚・醒

結論から

さて、どんな最終回になるのか結論から申し上げますと、俺達の戦いはこれからだエンドになる気がしてます。

ねーわって声が聞こえてくるので詳しく説明しますと…、先ず『電光超人グリッドマン』と『SSSS.GRIDMAN』の世界はリンクしています。6話で『電光超人グリッドマン』に登場した怪獣少女はアノシラスが2代目として登場しているのでほぼほぼ間違いないと思います。

して問題は『SSSS.GRIDMAN』の物語は『電光超人グリッドマン』でいうところのコンピュータワールドで展開されているところ、つまり『電光超人グリッドマン』でいうところの現実世界がコンピュータワールドの外には存在しているわけです。

まあそれはアニメで新条 アカネを巡る謎が明かされてきたところで『SSSS.GRIDMAN』の世界はどうやら新条 アカネが創造した世界というのが判明するのですが。

では100%が新条 アカネの創作なのでしょうか?個人的にはモデルとなる現実世界が存在しており、それを基に新条 アカネが創造した特撮物語こそが『SSSS.GRIDMAN』なのではないかと考えてます。

さてここで『SSSS.GRIDMAN』の世界は『電光超人グリッドマン』の世界とリンクしているということを踏まえて考えると、新条 アカネが創造した特撮物語のモデルとなった世界こそが『電光超人グリッドマン』でいうところのコンピュータワールドの外の世界にあたると思われます。

というわけでコンピュータワールドで紆余曲折ありつつ、新条 アカネ、またはその創作者が現実世界に帰還することで物語は収束し、外の世界のジャンクの画とかで終わるんじゃないかなーなんて。たぶん僕が作者ならそうするかもなーと妄想しています。そしたら特撮版の『電光超人グリッドマン』の啓蒙にもなりますし、円谷プロダクションの新作特撮番組とかあるなら繋げることができます。特撮愛のある作品であることが伝わってくるからこそ、そういう風にアニメファンの目を特撮に向けるように終わらせるんじゃないかなと思うんです。

やっぱねーわと思った方はこれも1つの予想ということでご容赦ください。


OPの写真の謎

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【出典:『SSSS.GRIDMAN』】

『SSSS.GRIDMAN』の世界は100%が新条 アカネの創作ではなく、モデルとなる現実が存在しており、それを基に新条 アカネが創造した特撮物語なのではないかというのは前述しましたが、OPに登場する写真に写っている世界が新条 アカネが創造したコンピューターワールドのモデルだと思います。

で、新条 アカネはクリエイターのアバターでありメタファーであり、ともあれ、クリエイターの象徴ですね。これは『SSSS.GRIDMAN』という作品内での創造者としてもそうですし、更にメタな観点からみて、我々の生きる現実世界でのクリエイターの暗喩にもなっています。

新条 アカネは自分が作り出した世界が操作不能に陥っていくことに対し、アニメの回が増す毎に憤りを顕にしていくのだけれど、10話では、その鬱憤が噴出し、彼女の不安定さが露呈します。これは創造することの苦悩が描かれているような気がしています。

話を戻しますが、OPに登場する写真には、新条 アカネが写っていません。

これは明らかに演出なので意図がある筈ですが、その意図とは、なんだろうかって考えてみると、新条 アカネが世界には居ないことを表したいのだろうと思えるのですね。

つまり、新条 アカネが創造した世界のモデルとなった世界に新条 アカネは存在していないのです。となると、あの写真に写り込んでいる何ものかが新条 アカネの中の人であり、その人物こそが『SSSS.GRIDMAN』の世界を創造した人物なのでしょう。

覚えていますか…?8話での男女逆転喫茶を。

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【出典:『SSSS.GRIDMAN』】

9話の考察記事でも書きましたが…、新条 アカネの中の人が実は男でしたというオチは精神的ダメージが大きいなあと思ったりもするのですが…、まあ僕は六花派なので大丈夫。

追記 最終回について

ここまで『SSSS.GRIDMAN』について書いたら最終回のことも書いておきたいと思い追記します。


さて、最終回の予想について…、先ずOPの新庄 アカネが写っていない写真ですが、男女逆転喫茶からの新条 アカネの性別反転は深読みし過ぎでしたね。恐らく、単に新庄 アカネが現実に帰還した後の集合写真なんでしょう。


ただ、新条 アカネ、またはその創作者が現実世界に帰還するって考察はビンゴでした。とはいえ実写エンドとまでは考えていなかったのですが…、遠からずということで。


ラストのグリッドマンのバトルシーンはアニメーター見本市での『電光超人グリッドマン boys invent great hero』を彷彿とさせる感じで熱かった。

あのシーンが何かエヴァっぽかった…、とかまあいろいろとあるのですが、総括して、

やっぱおもしれえ!!