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ぬいペニとVtuberが予言する未来がディストピアだと思ってたら実はユートピアだった件

こんばんは。オガサワラです。

世間ではぬいぐるみぺニスショックというものが、なんだか騒がれているので便乗してみます。

概要をざっくり説明すると、親しい異性の友人から告白されると、まるでぬいぐるみからぺニスが生えてきたくらいショック、略してぬいぐるみぺニスショック、さらに略してぬいペニなんだそうな。

なるほどなー。これショックを受ける側に被害者意識が集中してるように感じますが、ぬいぐるみ扱いされて、その上、そのぬいぐるみに勝手にぺニスまで生やされた方がかわいそうな気がしますね。

ぬいぺニを受ける側の問題よりもぬいペニ扱いする側の問題の方が闇が深いのかなあと、そもそも異性の友達をぬいぐるみ扱い(性的な対象として除外)する方が問題ありますよね。そいつが男ならちんこ付いてて当然ですから。それでショック受けるのはアイドルがうんこしてるからショック…ってのと同じレベルだと思うんです。

現実をみろと、目の前の男友達、または女友達にはもれなくソーセージやアワビが付いてるし、うんこだってするぞ、と。

なんて、やんやいうておりますが、実際ね、分からなくもないですよ。というのも現代人の恋愛趣向がどんどんプラトニックになってきている風に感じてならないんですよね。

例えばオタク界隈の恋愛趣向を考えると3次元に興味ないという言葉はね、一昔前はネタだったわけです。それが洒落にならないくらいガチ感を増してきている。ディスる訳ではないですが、いわゆる俺の嫁をガチでめとろうなんて人達が一定数は存在しているわけです。

で、このままいくと『ブレードランナー 2049』のジョイや『her/世界でひとつの彼女』のサマンサみたいな感じで、虚構にガチ恋しちゃうのが珍しいことではない時代がくるかも知れない。

さらにいうと、その片鱗を昨今のVtuberブームから感じてなりません。

Vtuberに中の人はいますけど、たぶんね、いつか、実は中の人はいませんでした。なんてことがいつか起こるんじゃないかと思うんです。なんせチューリングテストとしてVtuberは最高の環境です。僕がAIを研究しているならVtuberとして人工知能をデビューさせてチューリングテストしてみたいと本気で考えると思います。で、ある日、発表するんです。中の人なんていませんでした、と。

いや、もう既に実験は始まっているのかも知れない…。

閑話休題。

なにわともあれ、ぬいぐるみぺニスショックですよ。またSFの話で申し訳ないのですが、よくよく描かれるSFでのディストピアって性行為は野蛮な行為として描写されてたりするものですが、そんな世の中もなんだか真実味を帯びてきていますよね。SFで描かれるような性行為が失われた世の中では、あなと繋がりたいなんっつてお互いにヘッドマウントディスプレイとか装着して、わーってやるわけですよ。または完全に虚構の相手と精神干渉とかし合ったりして、ぬわーってなるわけです。あとは感情をチューニングしたりね。

それを、うわーディストピアだなー、やだなーと、一昔前なら思ってたんですが、今では、実際ユートピアなんじゃね、と思えてしまう自分が怖い。

さ、Vtuberの動画みよ。

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