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映画『アレックス』バッドエンド好きにはぜひ観て貰いたい変わり種の作品

こんばんは。オガサワラです。

僕は映画でもなんでも救いのない話が割と好きだったりします。(基本的にダークな世界観が好き)

バッドエンドの映画は気分が良い時に一気に観たりするのですが(気持ちが落ちることを想定して)、軽い気持ちで視聴してみて面喰った作品をひとつ紹介します。

フランスの奇才、ギャスパー・ノエの作品である映画『アレックス』。

まあ凹む映画です。

以降ネタバレありの感想と映画紹介になるので気にされる方はご注意ください。

映画の概要

邦題はモニカ・ベルッチ演じる主人公の名前。原題は「ひっくり返せない(不可逆、取り返しがつかない)」を意味するフランス語だが、いくつかのものが裏返されている。シークエンスは後に起こったものが先にあり、時間的には最初のシーンが最後に示される。また、エンドロールが冒頭で逆回しされ、クレジットの文字R, E, Nが裏返っている。


引用:Wikipedia

と非常に変わった構成の映画。

端的に説明すると、この映画映画『アレックス』は最悪の結末から始まります。

取り返しがつかない結末

この映画の何が居た堪れないって、取り返しのつかない最悪の結末から始まり。

どのように、その結末に至ったのかを時系列的に振り返りながら物語が進んでいくところです。

過去にいくほど主人公達がどんどん幸せになっていくのです。

視聴者は最悪の結末を知っているものだから主人公達のその幸せそうな姿を観るのが、とにかく辛くなってくるという…。

まあなんとも居た堪れない壮絶な作品。

そんなもんだから視聴後の落ち込み具合はこれまで観てきたバッドエンドの映画では間違いなくトップレベルです。

かなり悪趣味であり大手振って誰にでも進められる映画ではありませんが、映画好きの中でもごく少数はであろうバッドエンド好きにはぜひ観て貰いたい1本です。

まとめ

今回は僕の好きなギャスパー・ノエの映画『アレックス』を紹介しました。


ギャスパー・ノエはほんと変わった映画を撮る監督なのですが親日家(フランス人って親日家が多いですよね)でもあり、東京が舞台のこんな映画も撮っています。

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