漫画『進撃の巨人』29巻 エレン…。エレン?【ネタバレ感想】
こんばんは。オガサワラです。
漫画『進撃の巨人』29巻を読んだので、感想とか書きます。
ネタバレを気にされる方はご注意下さい。
- 作者: 諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/08/09
- メディア: Kindle版
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進撃の巨人 29巻ざっくり感想
【出典:進撃の巨人 29巻】
ざっくり29巻の説明をすると、前巻で明らかになったジークの真の目的を掘り下げエレンが何考えてるか分からなくて怖いって巻でしたね。
28巻の感想では、
このジークの目的が明らかになって情熱大陸で発表された最後のページに動繋がるのかが見えました。 恐らく最後のコマで登場した赤ん坊は巨人の力を失い呪縛から解放されたエルディアということになりそうですよね。 となると、ジークの思惑とは別の形で物語は終息することになるわけですが、まあエレンの目的とジークの目的は元よりズレているのでしょう。エルディア人を呪縛から解放し自由にしたいという方向性は同じでも子供を産めなくすれば良いというのがジークの発想ですが、エレンは巨人の力そのものを消し去ることができたら良いと考えているんじゃないかなと。
漫画『進撃の巨人』28巻の救いのなさがエグい【ネタバレ感想】 - loglog
こんな風に書きましたが、29巻にジークとエレンの目的が実は違うかも知れない的な伏線もありました。
【出典:進撃の巨人 29巻】
にしてもエレンの考えが読めない展開は中々にスリリングといいますか、ここまで考えの読めない少年漫画の主人公もあまり居ない気がします。ここまでくると不気味ですらあります。
さて、今後の展開予想ですが、29巻を額面通りに捉えるならエレンには、エルディアの安楽死とは、また違う真の目的があると、そんな感じに思えますが、やっぱり巨人の力そのものを放棄するのでしょうか。
とはいえ、軍事バランスを保つために、エルディアの安楽死と同じく、一部を除き遺伝子レベルで組み変えるとすると、エルディアの安楽死自体が、意味のないものになるんですよね。
一部を除き巨人の力を無くせるなら子供を産めなくする必要がないですからね。
一部を除き巨人の力を無くすことは不可能、もしくは、そもそも巨人の力を無くすことは出来ない、または巨人の力を一部を除き無くすことが出来ないのどれかなのかなあ、と。
例えば、巨人の力を一部を除き無くすことが不可能なのだとすると、今後の展開は、エレンが独断で、軍事バランスを保つ為に必要な最低限の巨人の力すら放棄する的なラストが想像されますが、どうでしょう。
そんこんなで、今後の展開は目が離せませんね。30巻は2019年12月9日発売予定とのことなので楽しみに待つとします。
↓の次の巻の予告にある「この世で一番それを持っちゃいけないのはお前だ」って台詞もなんかエレンの思惑と関係がありそうですね。
【出典:進撃の巨人 29巻】