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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』を視聴した感想【アニメ感想記事】

こんばんは。オガサワラです。

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』をAmazonプライムビデオにて視聴したので感想とか書きます。ネタバレなどあるので未視聴の方は視聴後にどうぞ。

独りとヒトリ

独りとヒトリ

ざっくり概要とあらすじ

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【出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス】

物語の舞台は未来の地球で、マグマエネルギーという新エネルギーの発見により高度な文明を築いていた人類に、突如、機械とも生物ともつかない謎の敵が襲いかかる。で、人類はその敵のことを叫竜と呼称し対叫竜兵器のフランクスを開発。

フランクスは人型のロボットで男女一組のペアで搭乗し操縦するという特殊な仕様で、人類は叫竜と戦う為に、フランクスのパイロットを育成するための施設を建て、そこでパイロット達を育成します。育成するパイロットのことをコドモと呼び、パイロット達には、主に都市部で生活するパイロット以外の者をオトナと呼ばせた、と。

ここまでがざっくりとした世界観設定。

で、本作の主人公はフランクスのパイロットなのですが、パイロットとしての適正がないためフランクスを操縦出来ずに自分の存在価値や居場所に悩む少年。

その少年がゼロツーという角の生えた謎の少女と出会い、彼女とペアでフランクスに乗り込むことでフランクスを操縦できるようになり叫竜と戦うって感じのいわゆるボーイ・ミーツ・ガールなお話です。

ざっくり感想

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【出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス】

最終話まで視聴した感想は悪い意味ではなく作品全体を通して既視感の強い、正に王道的なボーイ・ミーツ・ガールだったなーと。

ちなみに既視感の原因はハッキリしていて、この作品、意図的なのか違うのかはわかりませんが、名作アニメのオマージュが豊富に含まれています。登場するオマージュ様子を思いつくだけでも挙げていくと。



・パイロットがコドモ達で謎の巨大生物が襲ってきて、それを人型ロボットで迎撃する世界観がエヴァっぽい


・ゼロツーのキャラコンセプトが『うる星やつら』のラムっぽい


・超巨大ロボが『ゲッターG』っぽい


・ストレリチア・真・アパス攻撃時のヒロとゼロツーが『エウレカセブン』のレントンとエウレカっぽい


・ストレリチアの最後の一撃が『Gガンダム』っぽい


ざっくりこんな感じ。細かい部分まで挙げていくと、このシーンがアレっぽいみたいなのが、とんでもない量になりそう。あと、断っておくと決してディスっている訳ではなく、こういうロボットアニメは大好きです。

世界の謎が徐々に明らかになっていくのはワクワクしますし主人公とヒロインの過去や登場人物達の群像劇もとても良かったです。

個人的な好みの問題でフランクスのデザインがもっとメカっぽい方が良いな~とは思いましたが…、ラストのストレリチア・真・アパスには度肝を抜かれました。ええー、そうなるの!?てな感じで。

あと、群像劇的な要素でいうとフランクスの男女二人一組で動かす仕様やそれを巡るパイロット同士のやり取り何かは、性的な意味での成長を暗喩しているのかなと思ってましたが、ココロとミツルのエピソードにもびっくりしました。

設定自体にもどんでん返しがあったりで、本当に楽しい作品です。

ただアニメ終盤キスシーン多すぎー!お幸せに-って感じでいいんですけどね。

あと、ラストはハッピーエンドっちゃあハッピーエンドなんですけど、寂しい気持ちになりましたね。続編はどうかなーと思うのですが劇場版とか制作決まれば嬉しいです。