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漫画『あきたこまちにひとめぼれ』にひとめぼれ【漫画感想】

こんにちは。オガサワラです。

漫画『あきたこまちにひとめぼれ』をAmazonプライムリーディングで読んだので感想とか書きます。


ざっくり あらすじ

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【出典:あきたこまちにひとめぼれ】

生まれつき明るい髪色や取っ付きにくそうな雰囲気から学校でも部活でも孤立していた東京からの転校生、西宮 虎次郎が腹をすかせて、ふらりと立ち寄った米食堂こまち。

どうやら祖父と少女の2人で切り盛りされているその食堂でメニューをみた虎次郎は目を疑う。

なんとメニューには米の銘柄しか書いていなかったのだ。

そんなメニューを手に驚きながらもオカズは自分で選べないのかと質問した虎次郎に対し少女は「米そのものを楽しんで貰いたいからその米に合う料理しか出さない」と一蹴。

めんどうだと食堂を立ち去ろうとした虎次郎を食べてみたらわかると強引に引き止め、米の見方を改めさせる。

翌日、学校で昨日のことを振り返る虎次郎の目の前に昨日の少女、秋田 小町が現れ、実はクラスメイトでした、とざっくりこんな話です。

正統派のグルメ漫画と思いきや

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【出典:あきたこまちにひとめぼれ】

1話目を読んで正統派のグルメ漫画だと思いきや良い意味で様々なジャンルの要素を上手く取り込んでいる作品でした。

というか1巻時点でどんな方向にも転がせるように構成されており巧いです。

例えば、正統派のグルメ漫画として突き進むもよし、虎次郎と小町のラブコメ要素を膨らませるもよし、小町の家庭環境について掘り下げるもよし、《パン対ごはん》のようにグルメバトルさせるもよし、と1巻の中で可能性を提示しまくってるのですが、まったくしつこくなくほんとう綺麗にまとまっています。

まだ1巻しか読んでないですが、この調子だと、この作者は前述した要素全部を上手く共存させていけるんだろうなと、作家としての確かたな技量を感じました。


小町がかわいい

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【出典:あきたこまちにひとめぼれ】

なんやかし語りましたが、とにもかくにも小町がかわいいです。

宮崎駿の描く女性が童貞の理想なら小町は本妻にしたい女性キャラ。おやじキラーですね

なんせ好感触だったのは空気が読め過ぎるところ。

1巻前半では我が強く自分をしっかり持っている女性という感じで若干、空気読めない印象を抱くのですが、トレードマークである東北弁もTPOにより使い分けているようだし、気の使い方が的確で絶妙。

さらに普段と仕事モードのギャップ付きですから、凄まじい破壊力です。


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【出典:あきたこまちにひとめぼれ】




てな感じで漫画『あきたこまちにひとめぼれ』おすすめなので気になった方はぜひぜひ読んでみてください。