本田 翼と百合の惑星

LineモバイルのCMで本田 翼をみた。

きたこれ！Lineモバイルに乗り換えよう！とは思わなかったのですが、この世に、こんな生き物が実在していることに驚愕した。と同時に、あー、本田 翼になりてえなぁと思っている自分の中の自分に気付いてしまったんです。30過ぎのおっさんが本田 翼になりたいだなんて正気の沙汰ではありません。もう今後いっさい将来の夢がプリキュアのおっさんをバカにすることはできません。

ちなみに僕は同性愛者ではないので本田 翼に生まれたら百合恋愛がしたい。死ねばいいのに。自分の内面に対し、ここまで殺意を覚えたのは初めてです。

とはいえ、実際に死んだとして、もしなろう系の主人公のように転生を許されたなら、間違いなく、本田 翼みたいにして下さいと神様にお願いすることでしょう。まるで美容師にどんな髪型にしますかと聞かれた時のように。

そんな自分に対しキモい、死ねばいいのにを通り越して無に還れとさえ思うのですが、この芽生えた感情を真顔で注意深く観察することで、あることに気付きました。

本田 翼と恋愛したいわけではなく、本田 翼で女の子と恋愛がしたいのです。

何言ってんだこいつ、一生百合漫画でも読んでブヒっとけ、クソが！と思ったそこのあなた、戸締まりには十分気をつ、じゃなくて、まあ聞いて下さい。

本田 翼は恋愛対象ではなく目指すべきところであり、僕達のホーム。その本質には進化論的な何か複雑なアレが隠されているのです。

つまり、本田 翼になりてえなという感情は、キリンの祖先が首伸びねえかなと思ったのと、本質的には同義であり、進化の芽生えです。

この度のLineモバイルのCMで、どれだけの人類が本田 翼になりたいと思ったのかは分かりませんが、思った方はおめでとうございます。ここが進化の最前線です。

あーあ、早いこと地球が百合の惑星にならねえかな。

え？

は？