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米大統領選挙まさかのトランプさんの勝利でしたね

こんばんは。オガサワラです。

米大統領選挙は、まさかのトランプさんの勝利でしたね。

まあ気になるのは日本への影響ですが、気になる記事だとかをまとめてみたので一緒にみていきましょう。

米大統領選挙でのゲームのルールは非常に簡単だ。既存の秩序が維持されたほうがいいと思う人はクリントン候補を支持。秩序が変わったほうがいいと思う人はトランプ候補支持だ。

引用:中国とロシアは、なぜ「トランプ支持」なのか

つまり、今回トランプさんが米大統領になったということは秩序が変わるということを示唆しています。

では具体的にはどのように変わるのでしょう。

今回のトランプさんの勝利の大きな要因は白人ブルーカラー層の票をがっちり掴んだことにあるのですが、ブルーカラー層というのは、いわゆる低所得労働者の層で、これによりアメリカの深刻化する格差社会が見えてきます。

「白人ブルーカラー層」にとっては、「職を取られたのは不法移民のせい」「なんとなく怖いムスリムは入国禁止」「自分たちの財政が怪しいのになぜほかの国を助けないといけないのか」という本音を初めて代弁してくれる候補がトランプだった。私たちにとっては驚いてしまうような暴言だが、彼らにとっては胸がすくような名言であり、「国際感覚なし」の発言こそが、予備選段階でのトランプ勝利の大きなポイントだった。

引用:バブル止まりの日本への認識!「国際感覚ゼロ」トランプがヤバすぎる

「自分たちの財政が怪しいのになぜほかの国を助けないといけないのか」との意見は日本に対しても例外ではなく、日米安保条約についてトランプさんはこのように述べています。

「我々が攻撃されても日本は防衛する必要がない。米国は巨額資金を日本の防衛に費やす余裕はない」

引用:バブル止まりの日本への認識!「国際感覚ゼロ」トランプがヤバすぎる

このことから米軍の日本からの撤退もあり得ると…、そうなると日本は国防面で今よりもシビアに考えていかなくてはいけなくなり、恐ろしいことに核武装も止むを得ないということになってしまう可能性もあるのです。

もちろん、経済面でも日本への影響も甚大です。

トランプさんの日本へのイメージなのですが、この発言が象徴していると思うので引用します。

「日本からは数百万台の自動車が来るのに、米国はほとんど売っていない。(建機大手)コマツのトラクターにキャタピラーが痛めつけられているのも為替操作のせいだ」

引用:トランプ氏の“日本たたき” 80年代の日米摩擦を彷彿 「旧時代をしのばせる」


僕達、日本人からしたら「いやいやいや!!」と思わされるただの難癖のように思いますが、「トランプ氏は80年代を生きている」と言わしめるように、トランプさんの日米貿易の認識は80年代の日米経済摩擦が問題となっていた頃から止まっているような…、まあ単純な構図でしか考えていないとどうしても思わされてしまう発言が多いのです。

この分かりやすさ故に、仕事が奪われて苦しんでいる人や、不毛な労働を強いられている人間の心をがっちり掴んだ訳ですが、個人的には世界経済を変に引っ掻き回したりしないだろうかと、不安だったりします。

と、ここまで割とネガティブな話題ばかりになってしまいましたが、日本や世界経済にとって必ずしも悪影響があるという訳ではなく。その手腕を発揮しアメリカの経済格差問題を解決し世界のリーダー国として引っ張っていってくれるのかもしれないし、ただの従属関係ではない日米の新しい外交の形もみえてくるかも知れませんし。

今はとても先行きが不透明な状態であるからこそ最悪の事態も想定しつつ希望的観測も忘れないようにしたいというところです。

まあ住み良い社会であればなんでもいいのですけどね。

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