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LOOP系SF映画屈指の名作「バタフライ・エフェクト」

現在公開中の映画「君の名は。」がもの凄く観たい。
どうも。最近なんとなく映画熱が高まっているオガサワラです。

今回は、僕がLOOP系SF映画屈指の名作だと思っている「バタフライ・エフェクト」のことを書きます。
お付き合い頂けると嬉しいです。

名作映画「バタフライ・エフェクト」を熱烈にオススメする

過去での不容易な行動が意図せずに未来を変えてしまう。SFでこの手の話は使い古された感がありますが「バタフライ・エフェクト」は過去でのほんの小さな変化が未来では取り返しがつかない程の大きな変化になっているということに焦点が当てられており公開当時、この点が斬新にみえたのを覚えています。

というのも、これまで僕のみてきたこれ系のSF映画って過去に戻ってこんなことしたらあからさまに現在(未来)は変わるだろうという事件を取り扱った作品が多かったです。

例えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だったらお母さんがお父さんと結ばれないから自分が生まれなくなってしまうとか、「ターミネーター」であれば未来での戦局を有利に運ぶために過去に戻ってレジスタンスのリーダーを暗殺しようとするだとか。

とまあこれらの大きな事件を修正しようとするものだから話としては分かり易いしダイナミックなものでした。

ところが「バタフライ・エフェクト」は地味です。

なんせ過去でのほんの少しの変化で現在(未来)が変わってしまうものだから主人公がそのほんの少しの変化をどうにか修正しようと四苦八苦する。

この様子がなんともこぢんまりしてるのですが、でもこれが面白くて…、「え?まさかあの時のあれがここまで影響するの…?」みたいな感じで、背筋がゾクゾクするんです。

それとキャッチコピーも好きです。

「きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る」

このキャッチコピーだけで名作の風格を感じます。

というわけで「バタフライ・エフェクト」、もの凄くオススメの映画です。

バタフライ・エフェクト2」と「バタフライ・エフェクト3/最後の選択」

ヒット映画のお約束、続編も出てますが、僕は観てません。あまり気乗りしなくて…。

映画「SAW」の続編が出た時も同じ風に思ったのですけど…、無理に続編を作る必要があるのかな?と。

「SAW」はとんでもなく面白い映画だと思いますが、続きはいらないかな~と。

とはいえ、どんな映画でもヒット作の続編は作るべきではない!と思っているわけではなくて、「バタフライ・エフェクト」も「SAW」も終わり方があまりにも綺麗な映画だから余計にそう思っちゃう節はあります。

まとめ

古今東西タイムリープを取り扱った作品は数あれど「バタフライ・エフェクト」は本当に屈指の名作だと思います。

例えば死に戻りみたいな能力もタイムリープですよね。
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SF史上最悪のパラドックスを描くという謳い文句の「リライト」。
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日本SFの古典的名作「時をかける少女」。
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というわけで最後は過去記事の宣伝でした。一緒に読んで頂けるともの凄く嬉しいです。