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漫画『スティーブズ』を読んで十人十色のジョブズ像があってもいいじゃないと思った【漫画感想】

こんばんは。オガサワラです。

Kindleにて漫画『スティーブズ』を読んだので感想とか書きます。

スティーブズ 1 (コルク)

スティーブズ 1 (コルク)

ざっくりあらすじと感想

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【出典:スティーブズ】

ざっくりいうとAppleが押しも押されぬ大企業に成るまでのサクセス・ストーリーで、Appleが大きくなった背景には2人のスティーブがいましたよー、的な話ですね。

僕自身はあまりAppleが好きではないのですが、漫画で描かれているジョブズが見据えた未来や、その思想、カリスマ性などは、シンプルに凄いなあと思いますし、もう1人のスティーブであるウォズのエンジニアとしての才能も驚愕です。

ただまあ大いに脚色されていると思われるので、Appleやジョブズが好きな人からすると受け入れられない面もあるのかも知れません…。(ウォズが好きだって人は嬉しいかも)

話は代わりますが、戦国武将の織田 信長、有名ですよね。

彼は、それはもう様々な作品で取り上げられていて、十人十色の織田 信長像があると言っても過言ではないと思うのです。

何が言いたいのかというと、当記事のタイトル通り、こんなジョブズがいてもいいじゃないと思った次第です。

織田 信長みたいに、ジョブズも世界を変えた偉人として、様々なジョブズ像が描かれていくのかなあと思うと、考え深いものがあります。

テクノロジーの躍進と人間

それにしてもApple創業1984年当時は、ただの高性能な電卓だったコンピュータが、2019年には世界を動かしているのですから、あと、25年先なんて、どうなっていても不思議じゃないですよね。

で、ここからは漫画に一切関係のない戯言なのですが、テクノロジーってよくよく考えみると怖いです。

シンギュラリティが騒がれて久しいですが、AI云々ではなく、既にテクノロジーという得体の知れない何かは人間に制御することが出来ないのではないだろうかと思うのです。

物理的な技術制御という意味ではなく、テクノロジーの進化をもう人間は止められないと思うんですよね。

例えるなら目の前の卵から何かが誕生するのを僕達は気付いていても止めることは出来ない様な状態なのではないかなと。

で、その何かが僕達の王(または天敵と呼べるかも知れない)になる可能性は…、なんて考えると、自然回帰主義に傾倒する人の気持ちが分からないでもないです。

それでもテクノロジーの拓く未来がみたいのは、フランケン・シュタインを生み出した博士の心境でしょうか。

はい。

最後は中二全開で締めてみました。