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『DENKI GROOVE THE MOVIE?』を視聴したら電気グルーヴがいかにして自由を勝ち取ったのかが記録されていて興味深かった

こんにちは。オガサワラです。

先日、Amazonプライムビデオで『DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧- 』を視聴しました。

本作はいわゆるドキュメンタリー作品で電気グルーヴを結成してから2014年までの歴史を振り返るという趣旨の映画です。

元メンバーであったりレコード会社の関係者のインタビュー映像、さらに初ライブの映像なんかも観れたりします。

ファンからしたら必見の1本ではないでしょうか。

『DENKI GROOVE THE MOVIE?』を観て感じたこと

電気グルーヴといえば好き勝手にやっているイメージです。

でもレコード会社からすると商売なのでアーティストには売れる作品、いわゆる商業的な作品を制作して貰いたいものだと思います。

自分が作りたいたいものとファンから望まれているものとレコード会社から望まれているものが違うことに苦しむなんて話はよく聞きますよね。

電気グルーヴは自分達が作りたいものをのびのびと作っているというイメージが僕の中にはありました。

当然のことなのですが、最初からそうだったわけじゃないんだな~と『DENKI GROOVE THE MOVIE?』を観て思ったんです。

電気グルーヴの転機となったアルバム『VITAMIN』、ほとんどインスト(歌なし)だった本作の発売を巡りソニーの上層部と揉めたという話がありますが、このあたりの裏話はとても興味深かったです。

そして電気グルーヴが自由になったのは、この『VITAMIN』からだということが映画を観ると良く分かります。

ほとんどインスト(歌なし)というアルバムの方向性でレコード会社と揉めた電気グルーヴですが、彼等が自由に制作した『VITAMIN』は好成績を残します。

そして以後、彼等のやろうとすることにレコード会社の誰も文句を言えなくなったそうです。

この話をみて…、なんてマッチョなんだ、と。

もう、なんてパワフルなんだ、と。

何かを自由にやるためにはこれくらいグイグイいくべきなのだろう、と。

勝負し勝ち取らなくては自由になんてなれるはずもないのだろう、なんて考えさせられたわけです。

今月4年振りとなる新作『TROPICAL LOVE』をリリースした彼等ですが、かなり充実している様子が表情に現れています。

こんな風に自分のやりたいことに対して自信を持って自由に取り組めるおっさんになりたいもんです。

そのためには勝ち取れと、そういうことなのでしょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。