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『ちびまる子ちゃん』に陰キャのコミュニケーション術を学んだお陰でここまでどうにか生きてこれました

こんばんは。オガサワラです。

ふとニュースをみると漫画家のさくらももこさん死去という見出しが目に飛び込んできました。

先ず、そこまで高齢でもないだろうにと驚いて、一体何があったのかと恐る恐る記事を読んでみると、どうやら乳がんを患われていたようです。享年53歳、謹んでご冥福をお祈りいたします。

53歳とまだまだお若いのに、本当に惜しい人を亡くしたなという気持ちでいっぱいですが、さくらももこさんの残してくれた作品は燦然と輝いており、これから先もたくさんの人に愛され続けていくのだろうと思います。

『ちびまる子ちゃん』でも『コジコジ』でも、あの、なんだこれって感じのカオスな状況を冷静に俯瞰し突っ込む、シュールで達観した感じが大好きでした。話の節目に皮肉をポツりと呟く様な、この系統のシュールな笑いのその多くが、例え直接的な影響ではないにしても、さくらももこさんの影響下にあるのではないかと感じます。

さくらももこさんの若過ぎる死を惜しみ、改めて彼女の作品を読み返したいと思います。

久しぶりにアニメ版『ちびまる子ちゃん』も視聴したいと思いAmazonプライムビデオで検索してみると、プライム対象作品の含まれていましたので、リンクを貼っておきます。

ちなみに視聴可能な作品は、1990年に放送が開始されたTVアニメ第1期から1998年に始まった第2期までと、『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』と『映画 ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君』です。

Amazonプライムビデオでちびまる子ちゃんをみる。

ちなみにコジコジはAmazonプライムビデオでは配信されていませんでした。

ここからは単なる思い出語りなので興味がない人はスルーしてください。

陰キャとアニメ『ちびまる子ちゃん』

とにかく僕は大人しい子供でした。今でいう陰キャって奴ですかね。まあそんなもんだから友達もでき辛かったんですが、ちびまる子ちゃんのナレーションの真似ごとをすることでみんなを笑わせることができるようになり、少数の気の合う友達と学校生活を満喫できるくらいにはなれました。

で、それなりに楽しい学生生活を送ってこられたのは、今考えてみると、アニメ『ちびまる子ちゃん』が僕に、無理に活発じゃなくてもいいんだよ、陰キャでもいいんだよって、教えてくれたからだと思うんです。どういうことかというと、例えば山田みたいな陽キャじゃなくても長沢くんや藤木でも十分笑いがとれるということにアニメ『ちびまる子ちゃん』をみて気付かされたんですね。

そして、それは陽キャではない僕には光明であり自身のコミュニケーション法を構築する基盤になりました。

漫画やアニメに生き方を学ぶ、なんてまとめはネット記事でも動画でもよくありますが、よくよく考えてみると自分自身、既に生き方を『ちびまる子ちゃん』のアニメから学んでいたのだなと再認識です。

そして、きっと僕と同じように陰キャが人とコミュニケーションする術みたいなのを『ちびまる子ちゃん』やさくらももこさんの作品から学んだって人は少なからずいると思うんです。

実際、アニメ『ちびまる子ちゃん』をみてそういう気付きがなかったらどんな人生になっていたんだろうかと考えると怖いものです。

さくらももこさんの『ちびまる子ちゃん』という作品と出会うことができたからこそ、ここまでどうにか生きてこれたのだと純粋に思います。

さくらももこさん長い間、お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。本当に心よりご冥福をお祈りします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。