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インターネットは個人を正確に特定できる情報に溢れている【メタデータとはなんぞ】

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こんにちは。オガサワラです。

Twitterのメタデータがあれば、個人を正確に特定できるという記事を読みました。

wired.jp



ちなみにWikipediaよるとメタデータとは、

メタデータ(metadata)、メタ情報とは、メタなデータ、すなわちデータについてのデータという意味で、あるデータが付随して持つそのデータ自身についての付加的なデータを指す。

【出典:Wikipedia】

と説明されています。

聞きなれない人からするとなんのこっちゃとなると思うので超簡単に説明すると、仮にあなたが毎日の出来事を日記に書いているとします。そして、その日記は本文の他に作成日や曜日、天気なんかも日記本文とは別に記してあるとします。

はい、その作成日や曜日、天気なんかが日記にとってのメタデータです。

だいたいざっくりイメージは掴めたでしょうか?

つまりTwitterのメタデータというのはtweet本文とは別に保存されている情報で、いつどこでどんな端末から、そしてどんなアプリを使用しtweetをアップロードしたのかみたいなデータだと思って差し支えないと思います。

こう考えてみると個人的を特定するには十分な情報のように思えてきますね。

さて、昨今では一般データ保護規則(GDPR)の施行により、インターネット上での個人情報の取り扱い方が見直されはじめています。この先にどんな未来が待っているのだろうと、ふと考えてみたりします。

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あまりにも規則でガチガチに縛り付けられるのは嫌だな~と思ったり。とはいえ、安全にインターネットを利用できるような法のインフラは必要なのだろうなと思ったり。

個人的には、SFでいうところのディストピアのような世界がこの先に待っているような予感がしてならないのは確かです。

というのもインターネット上の個人情報の取り扱い方に過剰に世論が過剰に反応してしまう気がしてならないのです。

何故かというと、インターネットという技術に対するリテラシーがしっかり育っていない段階で危険だ危険だ騒ぎ立てても何が危険なのか分からない内にインターネットというのは怖いものである、故に法律によって縛らなくてはならないという論理が組み立てられてしまう恐れがあるからです。

例えば、《小さな子供に刃物を持たせるな》これは法律で定められている訳ではないですが、年端もいかない子供に刃物を持たせるのは危険であると常識的に理解していることであり、謂わば社会的通念です。

では、なぜその様な通念が広まったのかというと子供は刃物の危険性を理解していないからという回答が真っ先に思い浮かぶと思います。だからといって刃物の個人的な所有を禁ずるようなこと、またはそんな議論には発展しません。もちろん銃刀法などの法律の上での話ですが。

インターネットもこれと同じようなもので、結局は何がどう危険なのかということを、最低限知る、そして知った上で利用することにより、インターネット上での個人情報取り扱いによるトラブルは、かなり減少すると思うんですよね。

メタ情報でいうと、そもそもTwitterだけではなく、メールのヘッダ情報だって画像ファイルのExifだって、他の情報と照合することで、個人を一意に特定可能なものだと思います。

利用を控える法で縛るという観点ではなく、繰り返しになりますが利用する側が、どのような情報を発信すると、個人を特定されかねないのかと知り、最低限理解することが大事なのではないかなと感じました。

引用

もっと大きな問題は、平均的なユーザーが自分のプライヴァシーを第一に考えるかどうか、であろう。


【出典:Twitterのメタデータがあれば、個人を正確に特定できる:研究結果|WIRED.jp

その通りだな~と。

最後まで読んで頂きありがとうございました。