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アニメ『寄宿学校のジュリエット』は安定して今時のラブコメしていると思う

こんばんは。オガサワラです。

Amazonプライムビデオで独占配信中のアニメ『寄宿学校のジュリエット』を視聴したので感想を書きます。

ちなみに原作は2巻までKindleで無料で読めたので原作も読んでみました。

話の展開としては今時のラブコメという感じで、物語の冒頭で主人公とヒロインが付き合い始めるところから始まるのだけれど、なんやかんや仕掛けがあり一筋縄ではいかないよってラブコメが増えてきている気がするので時代柄かなあと感じたりします。

※『青野くんに触りたいから死にたい』とか『大上さん、だだ漏れです。』とか

昔のラブコメなんかみてると、もうお前ら早く付き合っちゃえよって思うことがあってやきもきするものですが、ラブコメ読んでもうお前ら早く付き合っちゃえよって思ってた世代が作り手にまわったというラブコメ界隈の変遷なのかも知れませんね。

あらすじと概要

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【出典:寄宿学校のジュリエット】

物語の舞台はダリア学園という寄宿学校で、いわゆる全寮制なのですが、東和国とウェスト公国の中間に位置するダリア島に位置するために、東和国出身の生徒とウェスト公国出身の生徒が在籍しており寄宿舎も別れていて非常に仲が悪いと。

で、そんな東和国側の寄宿舎《黒犬の寮》のリーダー犬塚露壬雄(いぬづか ろみお)とウェスト公国側の寄宿舎《白猫の寮》のリーダーであるジュリエット・ペルシアが恋仲になるがまわりにバレないように奮闘するって感じの話です。

主人公とヒロインの名前がモロですが、ウィリアム・シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』が由来なんでしょうね。とはいえ、『寄宿学校のジュリエット』は悲劇ではなく喜劇、あくまでもラブコメなので肩の力を抜いて視聴できます。


アニメ『寄宿学校のジュリエット』の私的感想

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【出典:寄宿学校のジュリエット】

さて、アニメ『寄宿学校のジュリエット』の感想なのですが、登場人物達の性格がよく鼻に付かないのが好感触でした。

この記事を作成するにあたりネット上での感想を調べる中で、声がイメージと違うなんて意見を多数目にしましたが、そんなに気にならないと感じました。

原作のファンからするといろいろとあるのでしょうけれど、アニメから入って原作を2巻まで読んだ時点での感想としては高水準のアニメ化だと思います。

ギャグもアホみたいにハイテンションでゴリ押す感じじゃないのも好みです。まあそういうのもたまにはいいですが疲れるので…。

なにより主人公カップルを応援したくなるのが素晴らしい。

総括すると、視聴してなんか嫌な気分になったりすることがないので、安心してみられるラブコメでした。

そういう意味では大衆がラブコメというジャンルに求めているニーズとマッチしていて、現代のラブコメの定番に位置している作品なのだと思います。

興味が湧いた方はぜひぜひ視聴してみて下さい。

Amazonプライムビデオでアニメ『寄宿学校のジュリエット』を視聴する。


まとめ 流行りと定番と時代

という訳で今回はアニメ『寄宿学校のジュリエット』の感想記事でした。

本稿ではアニメ『寄宿学校のジュリエット』のことを今時の定番ラブコメと表現しているのですが、定番というのは流行に左右されない基本的な商品のことを指すので、誤用の様に捉えられるかも知れません。

ですが個人的には流行りと時代の変遷は別ものだと思っていて、定番というのは流行りには左右されないが時代には左右されると考えています。

つまり定番とは決して普遍的ではないということですね。

みなさんがラブコメというジャンルを選んだ時に求める効果はなんですか?

そんなこんなで今の時代の定番ってなんだろうなんてことを考えながらアニメや漫画をみたり読んだりするのも楽しいのでおすすめです。


最後まで読んで頂きありがとうございました。