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映画『美しき緑の星』は現代社会の在り方に疑問符を投げかける作品

映画『美しき緑の星』を視聴したので感想を。ちなみにこの映画は今のところ動画視聴サービスなどで配信はされていないので興味が湧いた方はぜひぜひメディアを購入してみてください。どっかのサブスクで配信されるといいんですけどね。


そんなこんなで映画の感想をツラツラと書いていきたいと思います。


作品のあらすじとしては地球とは違う『そこに住むみんなが幸福で、すべてを分かち合い、互いを助け合いながら、自然と共に暮らす美しい世界がそこにあった。』という風に説明されるような星があるのですが、その惑星から地球に1人の女性が派遣されるというのが話の始まりです。


主人公の女性からすると、貨幣経済に縛られている現代社会は原始的で酷いものにみえるのですが、彼女の持っている能力が地球に暮らす人々をその社会の枠組みから切断してしまうというものでして、これまで当たり前だと思っていた社会の決まり事を疑り、そしてあるべき姿へと帰っていく地球人達…、みたいな感じのお話です。


上のあらすじからも分かると思うのですが、とても強いメッセージ性を持った映画なので好みが別れるとは思いますが、クスッと笑えるようなシーンもたくさんあるので、決して気軽に観れないような類の映画ではないと思います。


コロナ禍により急速に変容していく社会の真っ只中にいる我々だからこそ響く映画のようにも思えます。興味がある人はぜひ視聴してみてください。



コリーヌ・セロー監督のインタビュー動画がYoutube動画にあったので貼っておきます。