『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴってどんな監督?
おはようございます。オガサワラです。いや、遂にきましたね!
フィリップ・K・ディックによるSFの古典的名作小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作として、リドリー・スコット監督がメガホンを撮った映画『ブレードランナー』の続編が2017年に公開されます。
『ブレードランナー』が公開されたのが1982年とのことですから、実に35年振りの新作です。
さて、気になるのは『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。
映画が公開される前に、前作のおさらいをするのと同時にドゥニ・ヴィルヌーヴ監督についても勉強しておきたい!ということでまとめてみました。
ドゥニ・ヴィルヌーヴの作品
というわけで、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がこれまでに撮った映画を先ずはみていきましょう。僕自身未視聴の作品ばかりなので、個人的なリストも兼ねています。
Cosmos(1996)
Cosmosは何章かに別れており、各々別の監督が担当しています。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が担当しているのは、「Technétium, Le」です。
WEB上でも視聴できますが、公式なのか定かではないのでリンクは控えますが、「Cosmos Denis Villeneuve」などで検索すると引っ掛かります。
August 32nd on Earth(1998)
ジャンルは、恋愛映画とのことですが、日本で公開されていないので、視聴するのは中々ハードルが高そうです。
渦 - Maelström(2000)
邦題もあるくらいですから、もちろん日本で公開されています。
ただし、市場に出回っている数が少ないのでべらぼうに高い上に日本語字幕版があるのかどうかも分かりません。
Next Floor(2008)
12分というかなり短めの短編映画。
WEB上でも視聴できますが、公式なのか定かではないのでリンクは控えますが、映画のタイトル「Next Floor」で検索すると引っ掛かります。
静かなる叫び - Polytechnique (2009)
こちらも邦題がついており、日本で公開されているのですが、例によって希少性が高く高価です。
さらに、日本語版があるのかどうかも分かりません。
灼熱の魂 - Incendies (2010)
ジニー賞の主要部門を含む8部門を独占した本作。
ドゥニ・ヴィルヌーヴが世界的評価を得ることになった出世作です。
このあたりから日本映画ファンに優しい感じで視聴するためのハードルが一気に下がります。
というわけで、こちらはAmazonビデオで視聴可能。もちろん日本語字幕版があります。
プリズナーズ - Prisoners (2013)
こちらはAmazonビデオで配信こそされていませんが、良心的な価格で手に入れることができます。
複製された男 - An Enemy (2013)
こちらはなんとAmazonプライムビデオで視聴することができます。
評価が高くないのが気になるところではありますが…、プライム会員であれば、ぜひぜひ。
ボーダーライン - Sicario (2015)
こちらもAmazonビデオで視聴可能。
評価はかなり高いです。
あらすじを読んだ感じでは、メキシコ麻薬組織に潜入捜査するうちに混乱していくFBI捜査官を描いた話のようですね。
ブレードランナー 2049 (2017)
2017年10月27日より日本公開。
『ブレードランナー』原作に続編はあるの?
『ブレードランナー』の続編である『ブレードランナー 2049』は、映画のオリジナルストーリーなのか、コレ気になりますよね。
というのも実は『ブレードランナー』には続編小説が存在します。
ただし、『ブレードランナー』の続編小説である『ブレードランナー2―レプリカントの墓標』と『ブレードランナー〈3〉レプリカントの夜』の両作品はフィリップ・K・ディックではなくK.W. ジーターという作家が書いた作品であり、あくまでも映画の続編という感じです。
ちなみに『Blade Runner 4: Eye and Talon』という4作目も存在するのですが、こちらは和訳されていません。
で
そのK.W. ジーターの『ブレードランナー』が今回公開される『ブレードランナー 2049』に関連しているのかという点ですが、『ブレードランナー 2049』の原作はフィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』ということになっているので、あまり関連性はなさそうです。
ですが、『ブレードランナー』の世界をより深く理解するするために『ブレードランナー2―レプリカントの墓標』と『ブレードランナー〈3〉レプリカントの夜』を読んでおくのも楽しそうですよね。
そんなこんなで、僕は未読ですが、公開までには読んでみようかなと考えています。
まとめ
と、いうわけで今回は映画『ブレードランナー 2049』の公開に向けて、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のことを調べてみました。
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■原作小説