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漫画「刃牙道」14巻があんまりだったけれどアニメ化には期待してる

こんばんは。オガサワラです。

漫画「刃牙道」の14巻を読んだので感想とか書きます。

例によってネタバレ記事なので気になる方はブラウザバック推奨です。

刃牙道とは

「刃牙道」といえば「グラップラー刃牙」からはじまる《刃牙シリーズ》の最新作で、あの天下無双の大剣豪《宮本武蔵》が現代に蘇って戦うというとんでもない話です。

元々《刃牙シリーズ》といえば純粋な格闘漫画というよりは、その独特のとんでもない理論故に哲学の領域まで突入した格闘漫画ということで数々の名勝負を残してきましたが、今作「刃牙道」ではさすがにマンネリ化が否めません。

14巻まで追ってきましたが、なんとなく展開が読めるというか…。

それだけでなく変な感じのインフレを感じます。

範馬勇次郎の存在

「刃牙道」で感じる変な感じのインフレの正体について考えてみました。

これまでも《刃牙シリーズ》では過去の強敵が一撃で倒されるようなドラゴンボール的展開のパワーインフレはもちろんありました。

でも、独自のとんでもない理論と勢いでパワーインフレをパワーインフレと感じさせない説得力があったような気がします。

恐らくこの説得力を作品に付与していたのが地上最強の生物《範馬勇次郎の存在》だったのだと思います。

地上最強の生物《範馬勇次郎の存在》は今作「刃牙道」では擦れてみえます。

個人的に《刃牙シリーズ》は前作「範馬刃牙」での刃牙と範馬勇次郎との和解、《リアルシャドー味噌汁》完結で完璧だったと思っています。

正直、《リアルシャドー味噌汁》と言ったところで何を言っているのか分からないと思います。

「範馬刃牙」を読んだところで良くは分からないです。

でも、謎の感動がありました。《刃牙シリーズ》はそれでいいのです。

謎の感動や謎の熱さで十分なんです。

にも関わらず「刃牙道」として続編の連載が開始され、最初の頃は板垣恵介さんの新境地か!?

と期待もありましたが14巻まできて、なんとなく盛り上がりに欠ける要因が分かりました。

やっぱり《範馬勇次郎の存在》です。

これまではどれだけパワーインフレしても《範馬勇次郎の存在》がその上にあったからこそ安定していたのです。

その《範馬勇次郎の存在》が揺らいでいる今、正直、誰が強いのかさっぱりわからん!

刃牙シリーズ25周年

baki.akitashoten.co.jp

とはいえ、今年はなんと刃牙シリーズ25周年という記念すべき年で、テレビアニメ化も決まりました。

ちなみにアニメ化するのは《最強死刑囚編》で、これは純粋に楽しみにしています。

「刃牙道」14巻のオリジナルアニメDVD付限定版の評判が…

でも、「刃牙道」14巻のオリジナルアニメDVD付限定版の評判が酷い…、いや、高すぎるだろうと僕も思います。

オリジナルアニメDVDが付いている漫画について調べてみたところ、初回限定版の相場は確かに約4000円くらいっぽいですが、内容量が25分というのは確かに不満も募ろうというものです。

わざわざオリジナルアニメDVD付限定版を買うような方なら余程の刃牙シリーズファンであることは間違いないでしょうから、少しでも手抜きに感じたら、それは怒り心頭でしょう。

まとめ

刃牙シリーズは、なんだかんだいってたぶん完結するまで買うと思います。

これから面白くなっていくことに期待です。