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漫画「がっこうぐらし!」第7巻の感想

どうもogasawaraです。
「がっこうぐらし!」の第7巻を読んだので感想を綴ります。

進学or就職?

全巻までは高校でのサバイバル生活を送っていたユキ達主人公メンバーもいよいよ卒業ということで(物語の核心へと迫るために)高校から飛び出します。
聖イシドロス大学かランダルコーポレーションかという目的地の選択はさながら進路選択を思わされます。そして、ここで聖イシドロス大学をメンバー達が選ぶのは必然でしょう。
これにより「がっこうぐらし!」は高校から大学へとスケールアップするのですから。進学であれば学校なのだから「がっこうぐらし!」であることに変わりない。
6巻までの雰囲気でもう最終話も近いのかなと思わされましたが、7巻を読んでみて思ったのはたぶんまだまだ続きそう。新メンバー(大学の先輩)も増え、新事実もわかりました。
キャラ達がゾンビの科学的に有り得ない機構に対し言及しているのは意外でした。あくまでもメタ的なギャグなのか…、それとも今後何か科学的な説明がなされるのか…。
ともあれ7巻は今後新しいベクトルで物語は進行していくぞという方向性を示している巻です。
ネタバレになるので詳しくは説明しませんが、一つの希望を絶たれるということは、一つの選択肢を潰されることであり、
物語にどの方向へと進ませる推進力を持たせるのかを決めた。「がっこうぐらし!」第7巻はちょうどその転換期にあたる巻ではないかと思います。これが純粋な感想です。