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漫画『炎炎ノ消防隊』が重くて熱くて良いバトル漫画だった【漫画感想】

おはようございます。オガサワラです。

漫画『炎炎ノ消防隊(えんえんのしょうぼうたい)』1巻を読んだので感想とか書きます。

あらすじと概要

今この世界で最も多くの人々を恐怖させている死因は焼死だ…。

という導入ではじまる『炎炎ノ消防隊』。

一体どうして世界で最も多くの人々を恐怖させている死因が焼死なのかというと、この『炎炎ノ消防隊』は謎の《人体発火現象》に苦しめられています。

さらに《人体発火現象》により《焔ビト》という怪物に人が変異することで、その脅威と被害は甚大です。

主人公は、そんな《人体発火現象》や《焔ビト》と戦う特殊消防隊という設定。

良質な異能バトル

久しくジャンプの漫画から離れていたのですが…、久しぶりに読んでみると『炎炎ノ消防隊』は王道少年バトル漫画という感じでおもしろい。

さらに異能バトルものとしても良質な作品だと感じます。

『炎炎ノ消防隊』の世界でどうやら人間はある程度、炎に対して抵抗力を持っているようで、主人公である森羅(シンラ)は第三世代と呼ばれています。

第三世代は炎を出すことができる

第二世代は炎を操ることができる

第一世代は炎を操ることも出すこともできない

という風に世代別に特徴があるようです。

第一世代では炎に対して成す術のなかった人類が世代を進めるごとに炎に適合して操る力に目覚めたという設定のようです。

とまあ、そんな第三世代の森羅(シンラ)は足から炎を出す能力を持っており、飛んだり蹴ったりします。

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出典:炎炎ノ消防隊

これが中々かっこいい。

他にも剣の柄から超高音高密度の炎を噴射し炎の剣で戦う自称騎士王や炎を操ることに特化した第二世代のネーミングセンスがちょっとあれな子とか…、面子が濃いです。


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出典:炎炎ノ消防隊

圧倒的パロディ感。

人間ドラマとしても熱い

主人公は緊張すると引きつった笑顔になるという設定があるのですが、まあいろいろとアレな過去があるわけです。先ず母を炎の事故で亡くしています。で、笑顔が引きつるようになるんですが、ことあるごとに不自然なタイミングで笑っているものだから周りからは気味が悪いと思われて育ったという過去があります。

さらに第三世代という炎が出せる能力も相まって悪魔と呼ばれて周りからはますます嫌煙されるようになるのですが…、それでも主人公の森羅(シンラ)は、守れなかった母のためにヒーローにならなくてはならないと心に強く誓っています。

中々重くて熱い話です。

個人的に痺れたのが、大隊長の被害者の家族に対する心遣いです。

《焔ビト》という怪物に変異したとはいえ、殺さなくてはならないのは人であり、被害者にとっては家族です。

そんな家族に自分達が使用する、また使用した武器はみせるなという大隊長の言葉はハッとさせられました。

でも消防庁のマスコットキャラまもる君は大丈夫なのでしょうか?

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出典:炎炎ノ消防隊

圧倒的パロディ感。

まとめ

というわけで今回は漫画『炎炎ノ消防隊』の感想記事でした。

読んでから気付いたのですけれど…、作者さん『ソウルイーター』の方だったんですね。通りで絵に見覚えが…。

というわけで、漫画『炎炎ノ消防隊』おもしろいので興味が湧いた方はぜひ読んでみて下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました。