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《カメラ初心者向け》夜景をキレイに撮影するポイント

こんばんは。オガサワラです。

これからの時期、夜に写真を撮りたくなることが多くなりますよね。

なので今回は夜景をキレイに撮影する超簡単な方法をカメラ初心者の僕が去年撮った写真をダメな例としてどこをどう改善すると良くなるのか考えていきたいと思います。

参考までに撮影機材はPENTAX-K50ですが、他のカメラでもスマホのカメラでもパラメーターの名称とか基本的な撮影方法は変わらないので流用できると思います。

ISO感度

写真を撮る際の設定でISO感度ってよく聞きますよね? 難しい話は抜きにしてこのISO感度をあげるほど暗い場所でもはっきりと写ります。

だったら夜景なんか撮る時は良いんじゃないの? と思うのですが、このISO感度は高ければ高いほどノイズが乗りやすくなるという欠点があります。

ちょっとみてましょう。

※スマホの場合だと違いが分かりづらいです

ISO感度を高くした写真をクロップしたもの

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ISO感度を低くした写真をクロップしたもの

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ぜんぜん違いますよね

ISO感度が高い方はなんかざらざらしてて汚いですよね。
とこんな風にキレイに写真を撮りたい場合はISO感度って低い方が良いのですが、低く設定し過ぎても暗く撮れて何が何だか分からない写真になったりもします。

でもISO感度はあげたくはない…、というジレンマですね。

なのでISO感度をあげないためにシャッタースピードを遅くしたり明るいレンズに代えてみたり工夫をするわけです。

ある意味、夜景をキレイに撮るのはISO感度との戦いです。

お手軽に夜景をキレイに撮れるHDR写真

HDR(High Dynamic Range Imaging)、日本語でいうとハイダイナミックレンジ合成だそうです。

ではHDRとはなんぞやという部分なのですが、写真って明るいところをキレイに撮ろうとすると暗い部分がきちんと撮れなかったり、またその逆も然りですよね? 最も明るい部分がキレイ撮れるように設定した写真と最も暗い部分がキレイに撮れる写真を合成したら1枚のキレイな写真になるんじゃね? 簡単にいうとそんな感じで合成したものがHDR写真です。

最近ではスマホのカメラアプリでもHDR撮影ができたりしますね。

肝心の撮れ方なのですけど、こんな感じになります。

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同じ風景をHDRモードで撮影すると…


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と、こんな感じに暗い部分から明るい部分までキレイに写るのですが、欠点は不自然な撮れ方をしてしまうところでしょうか。

良くも悪くもパッとみてこれはHDR写真だというのがはっきり分かるくらい特徴があるんですね。

とはいえ、この感じが好きなら夜景を撮影するには適したモードだしお手軽です。

三脚を使うこと!!

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で、どうしたら上の僕の写真が良くなるのか…、なのですが、三脚を使うこと!! もうほんとコレ!!

見て頂くと分かると思うのですが、ブレているんですよね。手持ちで夜景を撮るのは至難の技です。

夜景を撮る際、シャッタースピードは基本は遅めです。より多くの光をセンサーに取り込む必要があるからです。

ましてHDRモードなんかで撮影すると自動で二回シャッターが切られます。これは二枚の写真を合成するためです。

つまり夜景の撮影は物凄くブレやすいんです。

なのでキレイに撮りたいなら三脚を使うことは必須です!! スマホで撮影するにしても手元がブレないように固定できるように工夫する!! と僕は失敗から学びました。次こそは!!

暗いものは暗いと割り切る

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極端な話、全貌が写真に収められているからキレイとかそういうわけではないと思うので、狙ったならこういうのもありかなと思います。

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狙ったならありですよね。狙ったなら…。

おまけ 設定の参考例


ISO感度 200

シャッタースピード 5秒

この設定で三脚を使い手ぶれせずに撮れるならかなりキレイに夜景を写真に収めることができるそうです。

なので初心者は先ずこの設定でキレイに撮ることを目標にすると良さそうですね。僕は、今後この設定で挑戦してみます。

あと、写真はRAWモードで撮っておくとあとでホワイトバランスをいじることができるので便利かと思います。

まとめ

ここまで説明しておいてなんですが撮り方に決まりがあるわけではありませんし、知識や技術はあくまでもイメージした写真に近づけるためのものだと思うので、撮ってて楽しいならなんでもありです。

かくいう僕も下手の横好きでカメラ初心者なのですが、今よりもさらにカメラを楽しむため今年こそはキレイな夜景写真を撮るぞ! という意気込みで備忘録として記事にしてみました。参考になれば幸いです。