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USB Type-C?という人のために《USBの歴史》の超簡単なおさらい

どうも。オガサワラです。

最近よく聞きますよね。USB Type-C。

USB Type-Cってなに? という人のためにUSBの歴史を超簡単におさらいしてみましょう。

USBができたのはなぜ?

そもそもUSBが開発された狙いは、これまでの様々なケーブルが必要だったPCと周辺機器の接続をUSBに据え置くという点だったのですが、その狙い通りにUSBはPCの周辺機器に置いてユニバーサルの名に恥じない万能の接続規格になりました。

なんでも繋げないとUSBじゃないよね

しかし時代が変わればポートも変わる。ここにきてPCのポート周りに、大きな変化が起きようとしています。

この変化はスマートフォンの普及が大きな引き金になったのは確かでしょう。

従来のUSBではモバイル端末、ことスマートフォンのポートとしては大き過ぎたのですね。

なので現在のスマートフォンの主流ポートは電源供給も兼ねてmicro-USBが担っている場合が殆どです。しかし…、ユニバーサル・シリアル・バスが最早ユニバーサル(万能)ではなくなってきているという…、これが問題。

ならば革新しよう!

一時はこれで完璧かと思われたUSBまわりも混沌としてきました。

USB-AとUSB-B、ケーブルの両端で接続規格が違うというこの仕様がプリンタであったり外付けハードディスクであったりにはごくごく当たり前の仕様になってきたり…

micro-USBにもAとBがあり、mini-USBなんてものまであります。

それどころかAppleの独自規格であるLightningUSBなんてものまである始末。これでは何がUSBだ? と思わざるを得ない混沌のUSB戦国時代へと突入しています。

そう、正に今USB戦国時代真っただ中です。

我こそはUSB!名をType-Cという!

混沌の様相を呈してきたUSBの覇権争いが、どうやら一区切りつこうとしています。

新進気鋭の新型規格USB Type-Cの登場です。

USB Type-Cとは
2014年8月、USB 3.0 Promoter Groupによって策定された。スマートフォンなどの小型機器に向けたサイズの縮小と、最大100Wまでの電力供給を可能にするUSB Power Deliveryへの対応、そして表裏どちら向きでも挿せる構造が特徴。

引用:ウィキペディアより


情報の転送量は、もちろんこれまでのUSBより向上しており、電源供給も可能、そしてモバイルにも耐えうる小型設計。

さらに別の規格の信号が流せる「オルタネートモード」のお陰で変換プラグさえあれば、これまでのUSBとの互換性があるだけでなく、
これまでは映像出力といえばHDMLという接続の規格が標準でしたが、USB Type-Cで映像出力が可能です。

正に万能!! 正にUSB!!

ただし、大きな問題が…

USB Type-Cには大きな課題が残されています…

そう未だ世の中の殆どのデバイスにUSB Type-Cのポートがついていない…。

ここで口火を切ったがApple

新型MacBook ProにはUSB Type-Cのポートしかないことが話題になりました。これはかなりの英断だったのではと思います。やはり時代をけん引するのはAppleか…。

そしてSony

Xperia XZ、ソニーの新しいフラグシップとして発売されたXperia XZもmicro-USBを排してUSB Type-Cに置き換わっています。

日米のザ、プロダクトアウト企業が動いたのですから、恐らくですが時代はこれからUSB Type-Cへと移り変わっていくのではないか…、←今ココという感じです。

さて、どうなることでしょう。USB Type-Cがこのまま普及していくのでしょうか。

おまけ USB Type-Cの変換器

これまでのUSBをUSB Type-Cに変換するならこれ

これまでのUSBをUSB Type-Cにということであれば、これで対応できそうです。

映像出力したいならこれ

こういう風に片側の端子を変換してやるだけでいろいろな出力に対応できるのはUSB Type-Cの利点ですね。

カードリーダーとしても使いたいならこれ

少しお高いですが…、カードリーダーがついてない場合は便利そうですね。

まとめ

これからUSB Type-Cのデバイスが増えていくんだろうな~と思いUSBの歴史をまとめてみました。便利になるのは良いことがですが、これまで使えていたものが使えなくなるのは少し寂しい気もしますね。