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JASRAC問題が「音楽教育を守る会」結成という熱い展開に

先日、こんな記事を書きました。

loglog.hatenadiary.jp


音楽教室から著作権料徴収というJASRACの方針に対する反発に進展がありましたので、続報。

こちらのニュース。

www.itmedia.co.jp

ヤマハ音楽振興会や、河合楽器製作所など7企業・団体は2月3日、「音楽教育を守る会」を結成したと発表した。



出典:ヤマハ、河合など「音楽教育を守る会」結成 JASRACの徴収方針に反対

とのこと。

この「音楽教育を守る会」はJASRACの方針が打ち立てた音楽教室から著作権料徴収という方針が「文化の発展に寄与する」という著作権法の目的に合致しない、などの見方で一致した7企業による団体で徴収の根拠となる「演奏権」は音楽教室での練習や指導のための演奏には及ばないことを主張するそうです。

個人的にも今回JASRACが打ち立てた方針は目先の利益の先食いのように感じていました。文化の発展にはなんら寄与していないし、逆に文化の発展を妨げようとしているとさえ思えます。

これまでのJASRACのやってきたことを省みるとこれは企業体質なのかも知れませんが…、こういう企業だからで片づけて良い問題ではないですし。

というわけで「音楽教育を守る会」にはぜひとも頑張って頂きたい。

著作者を守るための整備はもちろん必要ですが、どんなに素晴らしいコンテンツでも自由に使えないならもういいやと思われたらお終いだと思うんですよね。ガチガチに縛ることで管理しようとしても今の時代には合わないと思いますし、より良い著作権管理の方法を模索して貰いたいものです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。