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異世界召喚された主人公がぜんぜん現実に戻りたがらない

こんばんは。オガサワラです。

僕が最近みたり読んだりしただいたいの異世界召喚モノは、主人公が現実に戻ろうとしません。あるあるですね。

戻りたくない現実。うむ。

かつてイギリスは大恐慌時代、ノーフューチャーフォーユーとピストルズを筆頭に一大パンクブームが起こったようですが、今の日本も同じような状態なのかもしれませんね。

ムーブメントに陶酔するにせよ物語に陶酔するにせよ、その性質は同じなのかもしれないと思うんです。


例えばビートニクのように、例えばフラワーチャイルドのように、例えばセカンド・サマー・オブ・ラブのように。

上記したムーブメントのように、大きなうねりとはならないけれど、今の日本って抑圧された鬱憤が水面下でどろどろしているのを肌で感じるというか…、まあこの感じがなんとも日本的です。

とどのつまり現実社会へのフラストレーションを『異世界召喚された主人公がぜんぜん現実に戻りたがらない』という傾向が象徴していると最近、僕は感じるんです。

とはいえ僕は現実逃避がそもそも好きなので、批判的な立場ではありません。

どんどん陶酔しましょうくらいなもんです。

その妄想が世の中を良くするかもしれないし、その主張が世界が変えるかもしれませんからね。

なんて思いつつ「Re:ゼロから始める異世界生活 」のマンガを読んでいます。楽しい。

まあ世の中なんて妄想や虚構、どんでん返しがあってなんぼですよね。